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ライトノベル、書く。
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「セイよ。


この草地から、出てはいかんぞ」


トノサマバッタの長老、デーンが言った。


「どうして?」


僕は首を傾げ、聞いた。


「危険がたくさんあるからじゃよ。


この草地は、良い。


バッタが多く集まっている。


屈強なバッタが、たくさんいるのだ。


彼らが見回りをして、草地を外敵から守っている。


しかし、外は、そうではない。


他の種族の生き物が、わんさかとおるのだ。


その中には、わしらを襲う、凶暴な種族が数多くいる。


大人のバッタが、数匹がかりで、かからなければ、


太刀打ち出来ない、強力な連中だ。


決して、外に出てはいかんぞ。


分かったな、セイよ」


デーンが厳しい表情で僕に言った。


「分かった。


気を付けるよ」


僕は、うなずいた。


うなずいたところで、


ピカーン。


視界が開けた。


太陽の光が、僕の目に飛び込んでくる。


僕は…、


寝ていたのか。


夢だった…か。


ここは…、


そうだ、河口だ。


川に流され、ここに辿り着いたのだ。


デーン。


大変なことになってしまった。


出てはいけないと言われていた草地の外に、


出てしまったよ。


かなりヤバいよ。


とてつもなく危険であることが分かる。


出て、すぐに、フナに襲われてしまったのだ。


草地にいた時も、


少し外の様子を見ようとしたり、


遊んでいて誤って外に出てしまったら、


途端に、カマキリや、クモなどの危険生物に遭遇してしまった。


今、僕は、それほどまでに危険がいっぱいな、草地の外にいる…。


元の草地に戻るには、多くの距離を移動しないといけない。


多くの危険に遭遇することになる。


かなり戻るのが困難だよ。


困ったよ。





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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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