フナ…。
黒みがかった茶色の、淡水魚。
ヤバいよ!
襲われちゃうよ!
フナは、プランクトン、水草以外に、僕ら虫をエサとしているのだ。
トノサマバッタの長老、デーンが教えてくれたのだ。
川に近付いては、いけない、
危険がたくさんあると言って、僕達、子供のバッタに話をしてくれた。
ちゃんと川の中を確認して良かった。
フナは僕が向かおうとしていた岸の近くにいたのだ。
そのまま泳いでいたら、今頃、かじられていたよ!
でも、その運命は変わらないのかもしれない…。
フナが僕をにらみながら、近付いて来ている!