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ライトノベル、書く。
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シイが驚いた表情になって、枝の上のラーナを見つめる。


「薬草が…?」


ラーナがうなずいて後ろを向き、先を見下ろした。


「ここから10mほど先に行った所です。


ここに生えているものと同じ種類の薬草が、


たくさん茂っています」


聞いて、シイが嬉しそうな表情になる。


「そう。


たくさんの薬草が」


ラーナが体をこちらに向け、枝から跳ね、降下してくる。


ザァッ。


草の葉を揺らし、少し前の地面に着地した後、


「どうしましょうか、薬草…」


僕達に聞いた。


シイが、ラーナが見た、薬草のある方向をじっと眺める。





嬉しそうだった、その顔が、


見る見るうちに曇ってきた。


「でも…、大分、村の外に出ることになっちゃうよ。


ここは村の端だもの。


10mも奥に行ったら…、


危ないよ」


それを聞いて、僕も顔を曇らせた。


「村の外…。


確かに、ヤバい感じがしてくるよ。


昨日、村長から、多くの危険生物が、この林にいると聞いたし…。


せっかく見つけてくれたのに、残念だけど…、


あきらめた方が良いかも…」


そのシイと僕の言葉に、


ラーナがブンブンと首を横に振った。


「平気だよ。


10m…、


飛び跳ねて行ったら、少しの時間で往復出来る距離だよ。


行って戻るのに、10分もかからない。


行こうよ、薬草へ」





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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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