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ライトノベル、書く。
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どうすれば良いだろうか。


全力で坂を上がって、脱出を試みるか。


…駄目だ、


きつそうだよ。


傾いた坂では、うまく跳ぶことが出来ないのだ。


上に向かって跳んでも、少ししか進めないだろう。


最悪、失敗し、逆に後ろへと戻ってしまう可能性も否定出来ない。


それを考えると、跳ねずに這って進むしかないが、


あの素早い横歩きだ。


簡単に追いつかれそうだ。


坂は使わず、階段で脱出しよう。


段差は結構あるが、ジャンプで上がっていけれそうだ。


段数があり、きつそうだが、なんとか上まで行けそうに思える。


階段は、すぐ手前にある。


ここから少し行った、


堤防の端の方にもあるようだ。


この手前の階段をのぼって、上に行くか…。


だが、近くにアカテガニがいる。


阻まれる感じがしてくるが…。


…うまくいけば、脱出出来る可能性もある。


挑んでみる…か。


タッ。


僕は飛び跳ねて、階段の上にのった。


ダダダ。


すぐさまアカテガニも階段の上へと移動する。


数段上で待ち構えられた。


やはり阻もうとしてくるか。


危険が大きいが…、


通り抜けたい。


無理矢理かわして進めないだろうか。


強く跳び、アカテガニから離れた位置に着地出来れば、


攻撃を食らう前に上の段に行けるかもしれない。


やって…みるか。


僕は意を決し、階段を上がろうとした。


その時だ。


アカテガニが左右のハサミを振り上げて叫んだ。





「さあ、来い、


ショウリョウバッタ!」





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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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