忍者ブログ
ライトノベル、書く。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。






「すいません、セイさん。


私を助けようとしたばかりに…。


草の下に閉じ込められる前に、


察知して安全な場所に移動出来ていれば、こんなことには」


ラーナが沈んだ声で僕に言った。


「ケガをしたのは、僕の不注意だよ。


それに…、


昨夜の風は、ひどかった。


葉を僕ごと、上空に舞い上げる程に、


荒れていた。


風の音は、激しく、


その流れは、気まぐれだった。


枝が折れたことに気付くことは、困難だよ。


折れた枝が自分の近くに飛ばされて落ちることなんて、予想も出来ない。


気にすることなんて、何もないよ」


僕はラーナに言った。


「セイさん…」


ラーナがうるんだ目で僕を見つめた。


「セイさん。


本当に、ありがとう。


明日の朝、薬草を持ってきます。


この村周辺に、ケガに効く薬草が生えているんです。


それを食べれば、早くケガが治るはずです」


シイが言った。


「シイ、それは良い考え。


あの薬草は、よく効くから。


私も一緒に行きます」


ラーナが表情を明るくして、シイに言った。


シイがうなずく。


僕はその2匹の言葉に感動し、


「薬草、ありがたいよ。


僕の草の引っ張りミスが、ケガの原因なのに、


持ってきてもらうのは悪いので、


僕も一緒についていきます」


申し出た。





この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
故郷の草を求めて第95話…ハラヒシバッタの村…8   *HOME*   故郷の草を求めて第93話…ハラヒシバッタの村…6




プロフィール
HN:
コウ
性別:
男性
自己紹介:
ライトノベルを書きたいと思った。
最新CM
[10/16 ナイキ スパイク]
広告


参加ランキング
下のランキングに参加しています。

人気ブログランキングへ
ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
他の作成中ブログ

更新情報
RSS表示パーツ

RSS表示パーツ
ブログ変更情報
イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
広告




ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 





PR




Copyright ©   ラーイト、ノベール。   All Rights Reserved
Design by MMIT / TemplateB3  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]