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ライトノベル、書く。


「では、ショウリョウバッタさん…、


ええ…と、名前は…」


「セイです」


「セイ君。


俺の後についてきてくれ」


ゲンは言い、歩き出した。


その後をラーナとシイがついていく。


僕はその3匹に続いて歩いた。


少し移動してから、ゲンが立ち止まる。


背の高い草の前だ。


ゲンがその草に跳んで抱きつき、





「この辺りならば、落ち着いて休めるだろう。


村の中心付近で、外との距離がある。


それに、おいしい草もたくさん茂っている」


僕に言った。


僕も草に抱きつき、


「ありがとうございます。


気持ちよく休めれそうです」


ゲンに感謝を伝えた。


「それは良かった。


君さえ良ければ、いくらでも滞在してもらって構わない。


ラーナを助けてくれたのだ。


村の者は、皆、歓迎だ。


それに…」


ゲンがうつむいて押し黙った。


「村長…?」


突然黙ったゲンを見て、ラーナが首を傾げる。


ゲンが顔を上げ、


「セイ君。


君は上流にある、住んでいた草地に戻る途中だそうだが…、


その草地は、ここから近いのかい?」


僕に聞いた。


「いえ…、遠いです。


この辺りからでは、よく見えません」


僕はゲンに答えた。


「なら…、あきらめた方が良い。


君の故郷の草地に戻ることを。


あまりに危険すぎる。


その道中、どんな危険生物に遭遇するか。


距離がある分、とんでもなく凶暴な危険生物に出会うリスクが著しく高い。


この林にも、多くの種族がいる。


この林でさえ、抜け出せるか。


セイ君。


君はせっかく、安全なこの村に辿り着けたのだ。


わざわざ危険を冒して、行く必要があるのだろうか。


行かず、ずっとこの村にとどまった方が良い」





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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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