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ライトノベル、書く。


夕食をとり始めた2匹を見て、


僕もそばに生えていた草に近付き、食べ始めた。


昨日の夜に食べた草よりも、さらにみずみずしくて口当たりが良い。


ここは川岸のすぐ近くなので、周囲の土に、


より豊富に水分が含まれているのだろう。


幸せな心地でかじりながら、


先程シイとラーナが僕に伝えてくれた言葉を思い出す。


村に歓迎してくれて、本当にありがたい限りだ。


昨日、この村に辿り着いた時には故郷の草地に戻ろうと思っていたけど、


今ではとどまりたい気持ちでいっぱいだよ。


でもシイとラーナが最後に言ってくれたように、


定住したら故郷と別れることになるのだ。


ちゃんと自分のバッタライフをどうするのか考える必要がある。


…とは思ったものの、木登りをして遊べるのは、かなり魅力的だ。


新鮮な木の葉やコケ、落ち葉など、おいしい食べ物も豊富にある。


もう、この村に定住する方向で検討していこうか…。


草をかじり終え、しばらく考え込んでいると、


「大分、暗くなりましたね。


もうそろそろ眠る時間です。


また明日、会いましょう、セイさん」


シイがこちらに顔を向けて言って、前脚を振った。


「ではセイさん、また明日」


ラーナも前脚を振る。


僕が前脚を振ると、2匹が背を向けて跳び、


その先に茂っていたコケの中へと姿を消した。


シイの言った通り、辺りが大分暗くなっている。


僕も眠るとしよう。


今後どうするかは明日の朝、じっくりと考えよう。


僕は少し先に生えていた背の高い草の根元に抱きつき、


葉に顔をうずめた。








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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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