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ライトノベル、書く。
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シイが横からそっとラーナを抱いた。


そして、うるんだ目で僕を見た。


「セイさん。


クロヤマアリさんからラーナを守ってくれて、ありがとう。


クロヤマアリの方には荒くれ者が多いと知っていたので、


どうなるかと震えて見ていたのですが…、


本当、セイさんが強いバッタで良かったです」


僕は照れて右前脚で頭をかく。


「い…いや、運が良かった感じだよ。


僕は今までおとなしく生きてきた、戦闘経験を多くしていないバッタで…。


思い切って脚を伸ばしたら、うまく相手に当たってくれた。


それに…僕の方が体が大きく、リーチが長いから、有利だったんだと思う。


と…とにかく、クロヤマアリさんに引いてもらえて良かった。


行こう、薬草の生えている場所へ」


シイとラーナがうなずいた。


シイがラーナから離れ、茂みの奥に顔を向ける。


「そうですね。


急いで薬草の生えている場所に行かないと。


ゆっくりしていたら第2、第3のクロヤマアリさんに遭遇してしまいそうです。


ラーナ、薬草の場所へ案内をお願い」


「え、ええ。


2匹ともついてきて下さい」


ラーナがくるりと後ろを向いて、


タッ!





飛び跳ねた。


ラーナが跳んですぐ、


タッ!


シイが跳ぶ。


2匹の後を追って、


タッ!


僕も跳んだ。


村を出発してから、それなりの距離を飛び跳ねている。


村から薬草まで10m程ということなので、到着まで後少しに思えるが…。


タッ、タッ、タッ!


タッ、タッ、タッ!


タッ、タッ、タッ!


しばらく跳んだ後、ラーナが止まってこちらを振り返った。


そして、


「薬草が…ありました!」


薬草の近くに着いたことを伝えた。





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ライトノベルを書きたいと思った。
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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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