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ライトノベル、書く。
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シイがブンブンと首を横に振る。


「い、いえ…。


村の薬草をごちそう出来たら良かったのですが…」


シイの言葉にラーナがうなずく。


「本当、そうです…。


わざわざ危険な村の外に連れ出してしまって…」


「村に訪れたタイミングが…悪かった。


強風で村のバッタ達がケガをして、薬草が必要になっている時だった。


村の薬草を食べられなかったのは残念だったけど、


その代わり村の外で、


しっかり育った栄養たっぷりの薬草に出会うことが出来た。


大変な思いをしてでも食べたいと感じる薬草に」


僕は嬉しそうに自分が乗った葉を見た。


「確かに良い薬草でした。


ここまでしっかり育った状態の薬草を口に出来る機会は、


めったにないかもしれませんね」


シイの言った言葉に、僕とラーナがうなずいた。


「ずっとこの場所にいられないのが残念だよ。


ここは村の外で、いつ危険な種族がやってくるか分からないから…」


言って僕は触角を澄まして辺りを見回し、


「今は特別…危険は感じられないけど…」


つぶやいた。


シイが触角をピンと立てて周囲を見回し、





「いずれ…やってきそうな感じがします…」


つぶやいた。


僕は2匹に顔を向ける。


「遭遇しないうちに、この場から動きたい。


せっかく薬草を食べて、3匹ともエネルギーを充填したのだ。


体力を消耗して村に戻りたくない。


あと少し休んだら、村に向けて出発しよう」





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イラストのサイズを、ブログ全体で、150x150から200x200に変更。
見づらさを感じてしまった。
(2012/10/16)
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